やはり男はギター1本でブルースが出来たら渋いよなあと、アコースティック・ギターに再帰したのが2015年。
知っていると思っていたけどアコギのブルース・ギターも奥が深く、色々なスタイルがあることがわかり、その中でも憧れるようになったのがラグタイムギターで未だに憧れて少しやっては中断しているので1曲を中々マスターすることが出来ません。
この2020年コロナの真っ最中、酒も飲めないのでラグ・タイムを弾けるようになりたい!
お手本動画はかなりあるのですが、よくよく見て実践していくと違いがあることがわかりましたので研究してみることとします。
お手本はいっぱいありますが、やはりTommy Emmanuel がカッコいいのでまずは、ギター2台でやるとどうなるのか?
Tommy Emmanuel, Timur Vedernikov
この曲の元祖はMerle Travisで、Chet Atkinsがラジオで聞きながらコピーをした人でChet Atkinsのデビュー当時は「Merle Travisの真似事」とまで言われたそうです。
当時から完成された演奏ですが注目は右手で2フィンガーだという点ですね。人差し指がありえない動きで高速で動いています。ただ完全にソロで演奏で演奏しているのかと思っていたら、間奏のアドリブ部分で右手が動いていないのにバッキングの音が鳴っているので、実はカラオケに合わせて弾いていることが映像から推察できます。
でも当時youTubeがあったらChet Atkins も2フィンガーになってたかもしれませんねえ。
TAB譜は、色んなところでダウンロードできます
Tommy Emmanuel Gameshow Rag/Cannonball Rag
もっと検索すれば出てくるのかもしれませんが、ほぼ譜面のみでは本家とTommy Emmanuelの2種類です。
同じ楽譜でも採譜方法により亜種が存在するとは思いますが似たようなものなんで違いはあちこちダウンロードして研究が良いかと思います。
Thom Bresh はChet Atkins、Tommy Emmanuelともこの曲の競演動画が若い時から数多く残されていますが、熟練のプレイに品格あり
Thom Bresh Teaches Cannonball Rag
Thom Breshは若い時から、Cannonball Ragの奏法について解説してくれています。
この動画では、最初はお手本演奏を通常スピードで通して弾いてからパーツにわけて弾いてくれます。ゆっくりではありますが、この奏法を全くやったことが無い私にはこれでも早すぎてついていけませんでした。
この動画では基本的に右手は親指と人差し指の2フィンガーです。
上の動画では2フィンガーから、アルペジオ部分は3フィンガーにしています。
左手の指板の部分ですが、親指のベース部分は本家のMerle Travisよりもベースを細かな動きにしていることがわかります。
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