バディ・リッチの「Big Swing Face」が、思いのほか素晴らしく、今更ながらビッグ・バンドの良さを再認識して続けて購入は、カウント・ベイシーに捧ぐタイトルを選択してみました。
このアルバムのビッグバンド編成は、少人数編成で、トランペット3、トロンボーン1、サックス3 + ピアノ・ドラム・ベースで、通常のフルバンド編成はトランペット4、トロンボーン3~4、サックス5 + ピアノ・ドラム・ベースです。
しかし聞いていても、人数によるダイナミクスなどの違いは私には全くわからないぐらいフルバンド・サウンドだと思います。
ビッグバンドは聞き込んでいないのに私のコメントは軽薄だとは思いますが、「ビッグ・バンドは、ベイシーに始まりベイシーに終わる」と書かれている評論もよく見かけます。
終わったらいかん、とは思いますが「初心忘るべからず」「原点回帰」のように聞き続けられるという意味ですね。(釣りはヘラに始まりヘラに終わるなんてのもあります)
こんなアルバムは小さい音量でしか聞けない私の住宅環境では、本当の良さはわからんはずです。
オーディオ設備の整った、いつものバーでかけてもらうほうが良いと思いますので、今度持っていきます。
将来的に仕事を定年引退したら、ド田舎の一軒家に引っ越して爆音で聴くなんてこともやってみたい夢ですね。
バディリッチのドラムは、ガツンと出てきて目立ちまくり、存在感と重量感でバンド全体をスイングさせてくれるのがホント魅力です。ブラボー!
1. Blue And Sentimental
2. Down For Double
3. Jump For Me
4. Blues For Basie
5. Jumping At The Woodside
6. Ain't It The Truth
7. Shorty George
8. 9:20 Special
producer : Norman Granz
unofficial Buddy Rich Website は、そのうち無くなる可能性もあるようです。いつかリンク切れしていたらすいません。放置だったら連絡ください。
drums : Buddy Rich
guitar : Bill Pitman
bass : Joe Mondragon
piano : Jimmy Rowles
trumpet : Conrad Gozzo, Harry Edison, Pete Candoli
tenor sax : Bob Cooper
tenor sax, baritone sax, flute : Buddy Collette
valve trombone, tenor sax : Bob Enevoldsen
trombone : Frank Rosolino
1曲目はしっとりと
Blue And Sentimental
Jumping At The Woodside
Blues For Basie
9:20 Special