エスペランザの入り口がポピュラー色が濃いラジオ・ミュージック・ソサエティだっただけに、これを聞いた瞬間は戸惑いました。
しかし聴き続けるうちに、やはりこの人はヤバい人で本物だったと改めて気づきました。ベースを弾いたり歌ったりする人ではあるけど、この人は存在自体で音楽を表現しているんですよね。
これでデビューアルバムなんですから笑っちゃいます
美人だ、可愛いだのつい書きたくなるほどの容姿を別にして
リーダーがベースであることも主張して、見事に音の世界に招き入れてくれました。
大概、アルバムの中の曲にお気に入りが数曲あって(全部好きもありますが)それでファンになるというもんです。
が、このアルバムはアルバム自体に好きにさせる魔法がかかっていると思います。
1曲1曲はそれほど感動的でも無いんですが、聴いてるうちに気持ち良くなって好きになってしまう良さなのです。だからyouTubeでつまみ食いではわからないかもしれません。
ほめ過ぎですが、そのぐらい良いアルバムと感じます。
天は、いっぱいのものを彼女に与えています。
不公平です。
1. The Peacocks
2. Loro
3. Humpty Dumpty
4. Mompouana
5.Perazuàn
6.Junjo
7.Cantora de Yala
8.Two bad
9.Perazela
Recorded in April 6-7, 2005 PBS Studios, Westwood, MA
produced by Esperanza Spalding
2006 Ayva Musica
bass , vocal : Esperanza Spalding
piano : Aruán Ortiz
drums : Francisco Mela
Mompouana
The Peacocks
Junjo
Loro