後期グラント・グリーンの未発表音源
2018年リリースですが、1975年9月のカナダ、バンクーヴァーでのライブ。未発表音源です。
曲は長尺な構成で、3曲目は31分に及ぶ激熱ソウル, R&Bメドレ-でした。
グリーンは、60年代の後半はファンクな演奏にシフトしてきましたが、このライブでは色々な顔を見せてくれます。
オープニングは、チャーリー・パーカーのナンバーからスタート。続く2曲目は、グルーヴするリズムに、エレピが印象的でファンクよりな演奏にシフト。
3曲目でソウル・メドレー、スタンリー・クラークの「ヴァルカン・プリンセス」、オハイオ・プレイヤーズの「スキン・タイト」、ボビー・ウーマックの「ウーマンズ・ガッタ・ハヴ・イット」、スティーヴィー・ワンダーの「ブギー・オン・レゲエ・ウーマン」、オージェイズの「フォー・ザ・ラヴ・オブ・マネー」
未発表音源の復刻版であるので、中の分厚いブックレットには貴重な写真やインタビューが掲載されています。
グラント・グリーンを知らなくても、これを聞けばはまる人も多いんではないかな。お勧め。
1. Now’s The Time
2. How Insensitive (Insensatez)
3. Medley
Vulcan Princess / Skin Tight
Woman’s Gotta Have It
Boogie On Reggae Woman
For The Love Of Money
Produced by Zev Feldman
2018 Resonance Records
guitar : Grant Green
electric piano : Emmanuel Riggins
bass : Ronnie Ware
drums : Greg Williams
percussion : Gerald Izzard
Now’s The Time
How Insensitive (Insensatez)
Medley