青春の一枚は、見かけるとまた聞いてみたくなる。1979年に発表されたセカンド・アルバムです。
メンバー全員が一流セッション・ミュージシャンなので完成したサウンドと優れた編曲、音楽性がTOTOの魅力です。
ハード過ぎず、ポップ過ぎず、テクニカルでもあり何よりアレンジが凄く良いですよね。
スティーブ・ルカサーの解りやすくメロディックなギターもはまりますがキーボード2名の効果もバンドサウンドへの影響が大きく、ギター・オンリーのロックバンドには発想できないと思われるのは大ヒット「99」です。曲の合間に入るピアノの上昇フレーズのタタ-タタ-タタ-タタ。これが入ると次の小節の流れが同じ楽曲の中でどんどん変わります。これが不思議な流れを作り出しています。
アルバムトータルとしても、思ったより生々しいロックっぽくて、中には普通のロックバンド的なダサ曲もあったりして
良い意味で、楽しめました。
しかし意外だったのはアルバム全体のセールス的には、TOTOにしては若干地味なアルバムだったとのこと。「本間か?」
ライナーノーツを読んでいたら、このアルバムの発表の1979年ウォークマンが爆発的に売れベット・ミドラー主演のローズが売れた年らしい。若い世代には?だとは思いますが懐かしいアルバムです。
1. Hydra
2. St. George And The Dragon
3. 99
4. Lorraine
5. All Us Boys
6. Mama
7. White Sister
8. A Secret Love
producer Toto, Tom Knox
1979 Columbia
vocals : Bobby Kimball
guitar vocal : Steve Lukather
keyboards vocal: David Paich , Steve Porcaro
bass : David Hungate
drums, percussion : Jeffrey Porcaro
St. George And The Dragon
99
mama
hydra